ナショナルギャラリー&ポートレートギャラリーに行って来た
ここ最近はロンドンの中心地にもようやく出掛けていて、先日はナショナルギャラリーとポートレートギャラリーに行ってきました。
(公共交通機関でテロが起こったこともあってまだ怖いという気持ちがぬぐえないのと、住んでるんだからいつでも行けるだろうという気持ちがあり、だいーーぶ足が遠のいていました…)
ナショナルギャラリーは、ロンドンの”へそ”と言われるトラファルガー広場に面した美術館で、有名どころでいうとゴッホのひまわりや、モネの睡蓮、その他にもルノアール、フェルメール 、レンブラントなどの絵画が展示されています。しかも無料で入場できます。お財布に優しい!
ひまわり
睡蓮の池
船遊び(The Skiff)
ここ数年は美術館に全然行っておらず、ひっさびさに絵を見ました。
一番絵のことを勉強した時代は高校生の時で、理由が試験に出るからという打算的なものでしたが、そのおかげでなんとなく有名どころの画家や、系統は認識できるようになり。。。
大学のころには都内や、旅行先の国の美術館に行ったりして、超にわかながらも絵を楽しんでいたわけです。(大学生って一回は美術館好きになりませんか?世に言う大二病というやつ?わたしまさしくそれだった気がする…)
絵を見るという行為自体については、好き嫌いがあると思います。ちなみにわたしは好きです(数年間足が遠のいてたくせにどの口が言ってるんだろう)。
好きな絵を見た時には自分の心から色んな感想が湧き上がってくるので、自分の感性と対峙しているような気分になります。
素人が名画を見たってどうせなにもわからないだろうという声が聞こえてきそうですが、芸術家ではないので持つ感想もお粗末なものも、それはそれでよいと思っています。その絵に対して感じたことこそが自分の財産になると考えているので…。
もっと勉強したいと思った時が来れば勉強したいと思いますが、今は純粋に目で見て楽しむ、そういった緩いスタンスで楽しんでいければと思います。
というわけで、数年遠ざかっていた美術館ですが、こちらにいる間にいろいろと見て回りたいと思います!
ナショナルギャラリーでは、新しくこんな作品も好きになりました。
画家:Claude
題:Seaport with the Embarkation of Saint Ursula
遠近感があって窓際から景色を見てるよう。船の存在感も好きだし、希望のような太陽光の描き方、今にも触れそうな水の豊かさも好き!
画家: Henri Rousseau
題:Surprized!
動きが激しい嵐の場面を表現をしていながら、虎が出て来て時が止まったような描写をしているところが好き。題名の通り、驚いて息が止まった一瞬を収めた絵(に感じる)。
画家: Jan van Huysum
題:Flowers in a Glass Vase with a Tulip
フラワーベースの中の絵シリーズ。他にもいくつかあった。華やかさと背景の黒の対比の構造と見せていて、実は全体が調和しているところが好き。花の凛とした美しさや風格が引き立っていてとっても美しい!
*追記
ナショナルギャラリーの隣にあるポートレートギャラリーもなかなか面白かったです。イギリスの一般の方などもポートレートになっていて、解説読むのが楽しかった。おすすめです!