気ままにロンドン生活♪(2017/10~)

ロンドン生活のこと、アロマセラピーサロンのこと

フルタイム勤務から専業主婦になった、駐妻の生活時間割

ロンドンに来て一か月と一週間ほど経過しました。毎日のように新しいことがあって、本当に日々あっという間です。。。


海外で暮らすということも初めてですが、日本ではフルタイム勤務だったので専業主婦業も初めてな私。突如として生活ががらりと変わり、実はと言うとこちらに来てからうまく生活リズムを掴めてない日々が続いていました。。


旦那さんのお弁当を作る時間や、夕飯を食べる時間はほぼ決まっているものの、それ以外は本当に時間を自由にできます。定刻というものが生活からほとんどなくなってしまう経験は大学受験の勉強依頼でしょうか。。(予備校には通っていなかったので自分のペースで勉強していました)

自由すぎると時間の概念がだんだんと無くなってきます。。。そしていけないことに時間の使い方が延び延びになってしまう…。更には寝る前にそんな自分への自己嫌悪に陥り、ストレスで寝付けなくなったりもします。。(全部実体験です…書いててダメ人間すぎて萎えてきた…) 


そして「これではいけない!」と思い立ち、数日前から自分の生活を、時間割方式にしてみました(笑) 小学生が夏休みの前に作らされるアレですw。これで運用してみたところ、改善点もありながら、うまく回るようになってきたので、備忘的にブログに記載しておきます。語学学校には12月中旬or年明け入学予定なので、しばらくはこのサイクルで回して行く予定です。

(元々きちんとした人間だったら、こういうの作らなくても生活がうまく回るんだろうなぁ……遠い目)

時間割を作るポイント

時間割を作る目的は「生活のリズムを整え、日々を生産的に過ごすため」です。

わたしにとっての生産的な生活は、以下の時間が確保できていることが前提なので、これらの時間の確保は第一優先としました。
・英語学習
・遊び

そしてその時間を確保するためには、以下の仕組みを時間割に組み込む必要があります
・主婦業の効率化
・モチベーションの継続

そして実際に作った時間割はこちら

7:00  起床、お弁当作り、朝ごはん用の紅茶入れる、ニュース見る(スマホBBC)
8:00  勉強(文法の本) ポイント①
9:00  身支度(シャワー、化粧、髪) ポイント②
10:00  掃除、洗濯
11:00  ゴミ出し、買い出し or 勉強(文法の本) ポイント③
12:00  昼食、夕食の下準備 ポイント④
13:00~17:00  自由時間(オンライン英会話、お出掛け等) ポイント⑤
18:00  夕食作る
19:00  夕食
20:00  片づけ、自由時間(テレビ、談笑など)
21:00~22:00  オンライン英会話 or 海外ドラマ英会話
23:00  勉強(復習) ポイント⑥
24:00  就寝

各ポイント説明
ポイント①朝の仕事が終わったらまず勉強する →低血圧で朝から行動的になれないので、この時間は文法書を読んで勉強。

ポイント②午前中にシャワーを浴び、身支度を済ませる →シャワーを浴びると体温が上がるため活動的になる。また化粧を含めて身支度を済ませることで、早く外に出掛けたくなる効果あり(笑)

ポイント③午前中のうちに一度外出する →午前中にスーパーに行くと仕事を早く終わらせた満足感がある。また品ぞろえが豊富で、新鮮な食材がゲットできるというメリットも。スーパーに行くのは2日に1回なので、行かない日は文法書。

ポイント④昼食の準備で台所に立ったついでに夕飯の下準備をしてしまう →下準備してあるだけで夕食の準備にかかるストレスがかなり減る。

ポイント⑤自由時間を設ける →自由時間のために午前中タスクを終わらせようというモチベーションに繋がるのでこの時間は必要。能動的に余暇を過ごすことで日々の満足に繋がる。

ポイント⑥一日の最後は復習の時間に充てる →一日の終わりに今日の勉強の復習をすることで寝る前に”今日も頑張った!”と安心して眠りにつける。寝る前の復習は記憶の効果的な定着にも効果あり。

時間割制のメリット

・時間が無意味に過ぎていくことを防止できる
時間ごとにTO DOがあるので、目的意識を持った時間の過ごし方ができるようになりました。

・ 毎日の生活で確かな満足感が得られる
時間割通りに生活できた達成感や、そのおかげで生産性が高まった際の満足感において、毎日の生活でより確かな満足感が得られました。

時間割生活のデメリット

・ ”突如としてやりたくなったこと”を、すぐに実行できないストレスがある
その時間帯にすべきではないこと(急に調べごとしたくなるとか)は、自由時間に後回しするので、その我慢のために少しストレスがたまりました。
ただこれには対策として、「後回しにしたことは目につくところにメモなどで残しておき、後でやることを自分に約束する」ことで、少しその衝動から解放されることがわかりました。

・決まった時間にTO DOが始められず嫌になってしまう
時間割とずれてしまうことがあってもあまり自分を責めず、後の時間での巻き返しを図るよう工夫したり、割り切ってあきらめてしまう日を作ることも、大切だと思いました。

大きなストレスが溜めてしまってはそもそも時間割生活の継続が難しいということと、まずは時間に対する目的意識を植え付けられれば第一関門は突破しているので、自分のペースで習慣化していけばいいと感じました。

わたしにとっての”豊かさ”とは

最後に、フルタイム兼業主婦から専業主婦になって考えた、豊かさの定義についても備忘的に記録しておきたいと思います。

フルタイム兼業主婦と専業主婦の収入を比較すると、もちろんフルタイム兼業主婦だったころの方がお金はもらえています。でも”時間”という観点で比較すると今の方が圧倒的に多くの時間があります。

フルタイム兼業主婦のころは、9-17時の勤務に加えて残業があり、また形ばかりの残業規制が始まってからは社外で残業することが多々ありました。そして家でも、ストレスで体調を崩したり、精神的に参って起き上がれなくなってしまったりと、本来仕事から離れているはずの時間なのに多くの時間を使っていました。

今、実感しているのは、わたしにとって豊かさとは”時間がある状態”だということです。もっと言うと、”自分らしく創造的な時間”を持つことができればより幸せです。
そしてその創造性を深めていくにもまた、”時間”が必要です。

人によっては創造的な活動を、仕事で実現している方もいるかもしれません。しかし多くの人は、自らの意思とは無関係のところに仕事が存在している状態なのではと思います。

できれば、可能であれば、この専業主婦生活が終わっても、駐在生活が明けても、自分で豊かさそのものである”時間”を生み出せる人になりたい、と思っています。

時間割生活で多くのことが学べますように。。。


長すぎましたがこれで終わりです。